제목   |  「8/28」長野 上高地のニホンザル 気候変動が食性に影響でる可能性 작성일   |  2025-08-20 조회수   |  84

 

長野県の上高地に生息するニホンザルは冬の間、川に生息する昆虫を栄養源の一つとしていますが、例外的な高温で雪が溶けて川の水位が上昇するとこうした餌をとれなくなることが筑波大学や信州大学などの研究チームがNHKの撮影した映像やふんに含まれるDNAを分析した結果分かりました。研究チームは「気候変動で局所的な気温上昇がよりひんぱんに起きると冬の間のサルの食性に影響が出る可能性がある」としています。

 

 

北アルプスをのぞむ長野県松本市の上高地に生息するニホンザルは餌が不足する冬の間、川に生息するカゲロウやトビケラなどの水生昆虫を食べていることが知られています。

筑波大学や信州大学などの研究チームは、冬にどんな餌を食べているか詳しく調べるため、2022年から去年にかけての冬にNHKの自然番組「ダーウィンが来た!」の取材班が撮影した映像や、ふんに含まれるDNAを詳しく分析しました。

映像の分析からは幼いサルから成長したサルまで年齢や性別の偏りなく川で昆虫を捕まえて食べていることが分かり、冬の間の貴重な栄養源となっていることが分かりました。

一方、去年2月に例外的な気温の上昇で日中の平均気温が0度を上回った際にはふんから検出される水生昆虫の種類が大幅に減少しました。

この理由について研究チームは、気温が上昇したことで上流の雪どけが進み、川の水位が上がったためにサルが川に入れなかった可能性があるとしています。

 

 

筑波大学の竹中將起助教は「気温が数度変化するだけで動物を取り巻く環境が変化し、行動に影響を及ぼすことを示すデータだ。気候変動で局所的な気温上昇がよりひんぱんに起きると冬の間のサルの食性に影響が出る可能性がある」と話しています。

인쇄하기