
レギュラーガソリンの小売価格は、9日時点の全国平均で1リットルあたり172.2円と、前の週より2.1円値下がりしました。値下がりは7週連続で、2023年6月下旬以来の低い水準となっています。

国の委託を受けてガソリン価格の調査をしている石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの小売価格は、9日時点の全国平均で、1リットルあたり172.2円となり、前の週より2.1円値下がりしました。
値下がりは、調査がなかった5月の大型連休を除いて7週連続で、2023年6月下旬以来の低い水準となっています。
値下がりの理由について、石油情報センターは、5月から始まったガソリン価格を抑えるための政府による定額補助の効果に加え、国際的な原油価格が下落傾向にあったことが要因だとしています。
石油情報センターは「あすから、政府による補助が上限の10円に拡大されるが、その一方で、このところの原油価格の上昇によって、ガソリンスタンドへの卸売価格が小幅に上昇する見通しで、来週のガソリンの小売価格は横ばいになると見られる」としています。