
「全国高等専門学校ロボットコンテスト」が16日、東京 両国の国技館で開かれ、学生たちが自作したロボットでアイデアや技術力を競いました。
この大会は、全国の高等専門学校やNHKなどが毎年開いていて、会場の国技館には地区大会を勝ち抜いた25チームが集まりました。
競技は「Great High Gate」をテーマに、3分間の制限時間内でロボットを操作し箱を積み上げてゲートを作り、ロボットと人が乗った台車を通過させるというものです。
ゲートを完成させロボットや台車が通過することなどによって得点が加算され、白熱した戦いに会場からは大きな拍手や歓声が送られていました。
決勝戦では、「旭川高専」と「熊本高専熊本キャンパス」が対戦し、小回りがきくロボットと台車で何度もゲートを通過して得点を積み上げた「旭川高専」が勝利し、優勝しました。
また、最も優れたアイデアのチームに贈られる「ロボコン大賞」には、今大会で最も高い、4.2メートルの高さのゲートを完成させた、「熊本高専熊本キャンパス」が、選ばれました。
表彰式で「熊本高専熊本キャンパス」のチームリーダー、松永蒼真さんは「自分たちのベストパフォーマンスをみせて大賞をいただけて本当にうれしいです」と話していました。
大会のもようは、総合テレビで12月14日の午後2時から放送される予定です。