「ギョーザのまち」として知られる宇都宮市で、さまざまな店の味を食べ比べることができる恒例の「餃子祭り」が開かれ、県内外から訪れた大勢の人でにぎわいました。

「宇都宮餃子祭り」は、名物のギョーザを多くの人に味わってもらおうと開かれていて、ことしで25回目となります。

ことしは11月1日と2日の2日間の日程で行われ、会場となった宇都宮城址公園には、市内の店舗など25の店がブースを並べて焼きギョーザや水ギョーザなどを1皿200円で提供しました。

ことしは、より多くの人にギョーザを味わってもらおうと例年より1時間早い午前9時からのスタートとなり、訪れた人たちは午前中からいくつものブースを回りながらそれぞれの店の味を食べ比べていました。

主催団体によりますと、ことしは天候にも恵まれ、雨の中の開催となった去年の8万5000人を上回る人出を見込んでいるということです。

小学5年生の男の子は「『餃子祭り』は初めて来ましたが、ギョーザの香りがすごいです。目標は4店舗を回っておいしいギョーザを食べることです」と話していました。

都内から家族で訪れた40代の男性は「朝早く出てきましたが人が多くてびっくりです。ギョーザはおいしいので、店舗を回れるだけ回りたいです」と話していました。