100歳以上の高齢者9万5000人余 54年連続で過去最多
2024年9月17日 11時27分 厚生労働省
全国の100歳以上の高齢者は、2023年から3000人近く増えて9万5000人あまりで、54年連続で過去最多となったことが厚生労働省のまとめでわかりました。
厚生労働省が公表した9月1日時点の住民基本台帳をもとにした国内に住む100歳以上の高齢者の数は、2023年から2980人増えて9万5119人で、昭和45年以降54年連続で、過去最多となりました。
性別でみると、女性が8万3958人で全体の88%あまりを占め、男性が1万1161人となっています。
国内の最高齢は明治41生まれの116歳で、兵庫県芦屋市に住む糸岡富子さんです。
また男性の最高齢は、大正3年生まれの110歳で静岡県磐田市に住む水野清隆さんです。※タカの字は隆の生の上に一
人口10万人あたりの100歳以上の高齢者の人数は島根県が159.5人と12年連続で最も多く、次いで、高知県が154.2人、鹿児島県が130.7人でした。
一方、最も少なかったのは35年連続で埼玉県で45.8人、次いで愛知県が48.8人、千葉県が52.6人でした。
100歳以上の高齢者の数は昭和38年には全国で153人でしたが、昭和56年に1000人を超え、そして平成10年に1万人を超えたということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240917/k10014583511000.html