7月の訪日外国人旅行者329万人 過去最多を更新
2024年8月21日 17時14分 観光
7月に日本を訪れた外国人旅行者は329万人で、月ごとの旅行者数としては、前の月に続いて2か月連続で過去最多を更新しました。
日本政府観光局によりますと、7月に日本を訪れた外国人旅行者は推計で329万2500人で、6月の313万人を上回り、月ごとでは過去最多となりました。
これは、幅広い国や地域から学校の休暇にあわせて日本を訪れる人が多かったことに加え、台湾やフィリピン、アメリカからの訪日客が引き続き好調だったことが主な要因だとしています。
国や地域別では中国が77万6500人と最も多く、次いで韓国が75万7700人、台湾が57万1700人、香港が27万9100人などとなっています。
国・地域別で、中国が最も多くなったのは、おととし10月に新型コロナの水際対策が大幅に緩和されて以降、初めてです。
また、ことし1月からの外国人旅行者の累計は2106万9900人となり、過去最速のペースで2000万人を超えました。
日本政府観光局は、「調査を行った23の国と地域のうち、19の国と地域で7月としての過去最多を更新するなど、円安の影響もあって、幅広い国や地域からの旅行者が伸びた」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240821/k10014555071000.html