新たなマイナンバーカードのデザイン案公表 性別表記を削除
2024年3月19日 15時02分 マイナンバー
デジタル庁は2026年の導入を目指す新たなマイナンバーカードのデザイン案を公表しました。いまのカードに記載されている性別の表記を削除し、生年月日の表記を西暦に変更するなどしています。
デジタル庁はマイナンバーカードの更新時期を迎える人が出てくる2026年にあわせて新たなカードを導入する方針で、19日、デザイン案を公表しました。
それによりますと、いまのカードと比べて読みやすいよう、全体的に文字のサイズを大きくし、生年月日を和暦から西暦に変更したり、氏名のローマ字表記を加えたりしています。
さらに、性的マイノリティーの人たちへの配慮などから、いまのカードに記載されている「性別」を削除するほか、発行日から5回目か10回目の誕生日までだった有効期限を、更新漏れを防ぐため、それぞれ1か月延長するなどしています。
河野デジタル大臣は19日の閣議のあとの会見で、「国民にとってより利便性が高く魅力的なカードとなるよう検討してきた。より使いやすいカードにしていきたい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240319/k10014395721000.html