제목   |  [02/23]電線ケーブル不足 受注再開へ 経産省“夏ごろまで不足続くか” 작성일   |  2024-02-15 조회수   |  34515

電線ケーブル不足 受注再開へ 経産省“夏ごろまで不足続くか”

 

 

 

建物の電気工事で使われる電線ケーブルが足りないというケースが相次いでいますが、大手メーカーの中では今月、新規の受注を再開する動きが出ています。ただ、納品までに数か月かかるケースも多いということで、経済産業省は「状況は改善に向かっているが、一部のケーブルはことし夏ごろまで不足が続く可能性がある」としています。

 

住宅やビルなどの電気工事で使われる電線ケーブルについて大手メーカー4社は、工事会社などからの発注が急増し、生産が追いつかないとして、去年8月から12月にかけて、いずれも新規受注を停止しました。

 

このため、工事会社の間では必要な量を確保できないというケースが相次ぎ、工事の遅れなども懸念されています。

 

メーカー4社はフル稼働での生産を続けていますが、このうち2社が今月、建物内で電気を送るための「低圧ケーブル」について新規の受注を再開しました。

 

「住電HSTケーブル」は13日、「低圧ケーブル」の一部について新規受注を再開しました。

 

ただ、建物の外から電気を引き込むために使う「高圧ケーブル」については、能登半島地震の影響などで、今月1日に予定していた受注再開を延期し、現在、調整を行っているとしています。

 

メーカーの間では来月以降も、順次、受注を再開する動きが出る見通しです。

 

各社が公表した見通しによりますと、受注から納品までに

▽「低圧ケーブル」は2週間程度から5か月

▽「高圧ケーブル」は4か月から8か月かかるということです。

 

経済産業省は「低圧ケーブルは4月の終わりから5月にかけて不足が解消されるのではないかとみている。高圧ケーブルも状況は改善に向かっているが、納品まで時間がかかることから、一部は夏ごろまで不足が続く可能性がある」としています。

 

各社の新規受注再開 納期は

大手電線メーカー4社の新規の受注再開の動きや今後の予定をまとめました。

 

「フジクラ・ダイヤケーブル」は今月5日に「低圧ケーブル」の新規の受注を再開しました。

 

会社によりますと、想定よりも多くの注文があったため、当初の予定を変更し、受注から納品までの期間は3か月から5か月かかるとしています。

 

また、「高圧ケーブル」は来月1日に新規の受注を再開する予定です。

 

受注から納品までの期間は4か月から5か月としています。

 

「住電HSTケーブル」は13日、「低圧ケーブル」の一部について新規の受注を再開しました。

 

「高圧ケーブル」の新規受注を当初は今月1日に再開する予定でしたが、能登半島地震で電線ケーブルの素材の調達先の工場が被災した影響などもあり、再開の時期について現在、調整を行っているということです。

 

受注から納品までの期間は

▽「低圧ケーブル」は2か月から3か月半

▽「高圧ケーブル」は6か月から8か月としています。

 

「SFCC」は来月1日に「低圧ケーブル」の新規受注を再開する予定です。

 

受注から納品までの期間は2週間程度から2か月半で、納品の再開は来月18日以降になるとしています。

 

また、「高圧ケーブル」については、ことし4月から新規受注を再開する見通しだとしています。

 

「矢崎エナジーシステム」は来月6日に「低圧ケーブル」の一部について、新規の受注を再開するということです。

 

納品の再開は来月21日を予定していますが、受注から納品までの期間は今後の状況によって決まるため、現時点で見通しを示すのは難しいとしています。

 

一方、「高圧ケーブル」については新規受注を再開するめどは立っていないとしています。

 

業界団体は

電線ケーブルのメーカー110社余りでつくる「日本電線工業会」は「ケーブル不足の詳細な原因はわかっていない。工場ラインにも問題はなく、フル稼働を継続していて、一部の企業では受注を再開している。すべての会社が正常に受注ができるよう、引き続き支援していきたい」とコメントしています。

 

経産省「不足状況が起きないよう引き続き取り組む」

経済産業省は電線ケーブルの不足が起きた要因について、「コロナ禍で遅れていた工事の着工などで需要が増えたことや、手に入らなくなるという不安から実際の需要よりも多く発注するケースが相次いだことなど、複数の要因が重なったと考えている」としています。

 

そのうえで、「電線ケーブルが不足する状況が起きないよう、引き続き取り組みたい」としています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240214/k10014357311000.html

 

 

 

인쇄하기