「性別に関係なく制服を選ぶことができる」公立の高校の28%
国は去年12月、中学校や高校などに、学校の規則で困る子どもがいないようにしてほしいと言いました。性的マイノリティーの子どもが、自分が考えている性別の制服を着ることができるようにすることも大事だと言いました。
1年が過ぎた今月、NHKは高校の制服の規則について県などに聞きました。
女子もズボンをはくことができるなど、性別に関係なく制服を選ぶことができる高校は969でした。全部の公立の高校の28%です。
体育以外の授業のとき、運動の服を着てもいい高校は113でした。学校で制服以外の服を着てもいい高校は171でした。
専門家は「学校で大事な制服について、規則を変える高校が増えています。しかし、変わるスピードはゆっくりです」と話しました。