再就職を目指しアピール
「ママドラフト会議」 山口
育児や介護などでやむをえず仕事を辞めた女性が再就職に向けてキャリアや能力をアピールし、事業者とのマッチングを行う「ママドラフト会議」が山口市で開かれました。
25日、山口市で開かれた「ママドラフト会議」には、再就職を目指す20代から50代の女性51人と山口県内に事業所がある58の企業などが参加しました。
開会式では、参加者3人が企業の担当者に向けて自分をアピールするプレゼンテーションを行い、職務経験やスキルのほか、再就職への熱意を語ると、担当者は一斉に「いいね」と書かれたプラカードを掲げていました。
このあと、参加者が各企業のブースを回って交流する場も設けられ、担当者に仕事の内容について尋ねたり、勤務時間など労働条件の希望を伝えたりしていました。
参加者と企業側の意向や条件がマッチングした場合、今後、個別に就職に向けた交渉を行うということです。
「ママドラフト会議」はこれまでに3回行われ、参加者の66%にあたる合わせて104人の女性が就職につながったということです。
催しを企画した「NPO法人あっと」の藤井智佳子代表理事は「仕事を辞めざるを得なくなり、再び働きたくても子育てとの両立などに不安を抱えている女性にとって、自分らしく働ける場を見つける機会になってほしい」と話しています。
リンク; https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231026/k10014238341000.html