デパート各社のおせち商戦早くも
消費者の多様なニーズに対応
来年の正月に向けたデパート各社のおせち商戦が早くも始まります。好きな料理を選んで詰め合わせることができるものなど、消費者のさまざまなニーズに対応した商品が取りそろえられています。
「高島屋」では、9月中旬ごろから店頭やオンラインでの予約の受け付けを始めるのを前に、28日、19種類のおせちがお披露目されました。
消費者の志向や多様化するニーズに合わせ、30種類の料理から9種類または12種類の料理を選んで詰め合わせることができるおせちや、低糖質、低カロリーのおせち、ケーキなどのスイーツを詰め込んだ商品などが取りそろえられました。
店頭やオンラインであわせておよそ1150種類を販売するとしています。
高島屋のバイヤー天笠亜佑子さんは「お正月にいちばん最初に召し上がるおせち料理を囲みながら楽しい時を過ごしてほしい」と話しています。
また、「松屋銀座」は、おせちに加えてさらに1品購入してもらおうという取り組みにも力を入れています。
ローストビーフやステーキなど肉料理を詰め合わせた商品や、日頃から人気を集めている冷凍食品なども合わせて紹介することにしています。
松屋銀座の食品部柏木雄一部長は「ハレの日という年末年始を楽しくおいしく過ごしていただけたらと思う」と話しています。
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