Z世代は「食べたい物」から
旅行先を決めているらしい【調査結果】
日本を含めた世界7か国を対象に、旅行にかんする意識やトレンドを調査した「Global Travel Trends Report」の2023年版が発表された。
この度、日本人の旅行への興味深い意識変化が見られたので紹介したい。
まずは嬉しいニュースから。今年は、全体の46%が旅行回数を「昨年よりも増やす予定」と回答。「変わらない」と回答した50%と合わせて、ほとんどの人が旅行にたいして昨年と同等かそれ以上に積極的に動こうとしている。
次は「どこへ行きたいのか?」という話だが、物価高の影響か、国内という意見が最も多く、かける予算も7か国中最下位の平均19万5874円となった。
旅行には出かけたいけれど、その内容はお財布と相談して慎重に決めたいという意思が読み取れる。
そのなかで、Z世代やミレニアル世代は「食」を旅先の大きな価値としているようだ。
SNS(とくにInstagram)をうまく活用しているこの世代は、52%が「特定のレストランを訪れることを目的に旅行を計画したことがある」と回答していて、これは日本の全体平均より10%も高い。
しかも、64%が「目的地に到着する前」または「旅行の予約前」にお目当ての店を予約するという徹底ぶり。
またアジアの旅先候補は日本が1位となっており、インバウンド需要も徐々に戻りつつある。
あとはそうしたサイクルで景気さえなんとかなってくれれば……。
アナタは今年、どこへ旅行に行く予定?
リンク:https://tabi-labo.com/306407/wt-global-travel-trends-report-2023