バターとマーガリンはどう違うの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
毎朝トーストの朝食が我が家の定番! 今朝もダンナさんと子どもたちが、慌ただしくパンを食べておりました。「あれ? 今日はなんかパンの味違う? いつものマーガリンじゃないよね?」
ふふふ。昨日はちょっと奮発していつもよりワンランク上の食材を買い求めてみました。それがマーガリンではなくバター。
「バターってマーガリンより高いんでしょ? 何が違うの?」と娘に聞かれました。実は私もはっきり答える自信がなかったバターとマーガリンの違い。気になって調べてみました。
一般的に、バターの原料は純粋な牛乳です。約200gの1箱分のバターを作るのに、約4.4リットルもの牛乳が必要とされます。このため、十分なバターを作るには大量の牛乳が必要なのですが、夏場の猛暑で牛が十分に牛乳を出せなかったり、酪農家の数が減少したりしいていることにより、バターの生産量が以前より減ったため、バターが高額になっているのです。
バターの成分の80%以上は乳脂肪ですが、バターの脂肪は食用油脂の中でも消化がよく、効率的にエネルギーに変えることができるというメリットがあります。
一方、マーガリンとは、精製した食用油脂に粉乳や発酵乳・食塩・ビタミン類などを加えて乳化し、香料をつけて練り合わせた加工食品です。
マーガリンに使われる油の種類にはさまざまなものがありますが、大豆油、なたね油、コーン油、パーム油、ヤシ油、綿実油、ひまわり油など植物油と呼ばれるものが60%程度を占めています。動物性の油で主なものは魚油のほか、国産の豚脂・牛脂などが使われています。
マーガリンの良さは、バターと違って安定して生産ができ、価格が安い点です。また、バターと違って形状が柔らかいので、パンに練り込んだり、トーストに塗るときも使いやすいというメリットがあります。
もちろん牛乳からできているバターは濃厚でおいしいけれど、植物油から作られたマーガリンも軽めの味で食べやすいですよね。値段が安定しているのもありがたいわ。これからも普段の食事はマーガリン、ご褒美として食べるときはバター。そうやって使い分けていこうと思います。
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