「日本の大学」ランキングTOP10!
東大・京大に次ぐ3位の大学は?【2022年版】
イギリスの国際的な高等教育専門調査会社「QS Quacquarelli Symonds(QS)」が、「2022年版QSアジア大学ランキング」を発表しています。アジアの大学を対象としたこのランキングは今回で14回目となっており、687大学がランクインを果たしました。
今回はこのランキングに名を連ねた日本の大学から、上位20校を紹介します。なお、ランキングは「Academic Reputation(学術関係者からの評判)」「Citations per Paper(論文あたりの被引用数)」「Paper per Faculty(教員あたりの論文数)」など、11指標から大学を総合的に評価したものとなっています。
第3位:東京工業大学
第3位は「東京工業大学」でした。「QSアジア大学ランキング2022」におけるランキングは21位で、2021年版の20位からわずかにランクダウンしています。
大阪大学や東北大学を抑えて国内3位となった東京工業大学は、教養教育と専門教育を有機的に関連させた「くさび型教育」を展開し、幅広い価値観の養成を図っています。また、上位課程とのつながりや内容を分かりやすく示し、意欲と能力があれば先の課程の科目も履修できる「学修一貫・修博一貫」と呼ばれる独自の教育カリキュラムを取り入れているのも特徴です。
第2位:京都大学
第2位は「京都大学」。「QSアジア大学ランキング2022」におけるランキングは15位で、2021年版の17位から2位ランクアップしました。
京都大学は、東京大学と共に「International Research Network(国際研究ネットワーク)」の指標においてアジアTOP10にランクイン。「学生の国際性を涵養する教育の展開」「独創性溢れる研究の世界的展開」「地球社会の調和ある共存に資する活動の推進」の3つのビジョンを掲げ、高い専門性に根差した支援体制のもと、国際的な教育研究活動を展開しています。
第1位:東京大学
そして第1位は「東京大学」でした。「QSアジア大学ランキング2022」におけるランキングは11位。2021年版では15位となっており、4つランクを上げました。香港中文大学(CUHK)と肩を並べたものの、惜しくもTOP10入りを逃しています。
そんな東京大学は、「Academic Reputation(学術関係者からの評判)」と「Employer Reputation(雇用者からの評判)」の2つの指標において、アジア第1位に選ばれています。「Employer Reputation(雇用者からの評判)」の指標においては、上位100校のうち日本の大学が14校ランクインとどの国よりも多く、海外の雇用者からは高い評価を得ていることがうかがえます。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
第4位:大阪大学
第5位:東北大学
第6位:名古屋大学
第7位:九州大学
第8位:北海道大学
第9位:早稲田大学
第10位:慶應義塾大学
リンク:https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/469373/4