今すぐ世界と出会いたくなる。
旅人たちを感動させた心あたたまるエピソード。
旅先での出会いは、人生における貴重な体験であり、旅する醍醐味のひとつ。現地の人のやさしさにふれることができたのなら、それだけで旅は「最高の思い出」になる。慣れない土地に感じる不安からも解放されます。
世界を旅する人々が体験したほっこりするエピソード。『僕が旅で見た世界』に集約されているそのどれからも、人との出会いの素晴らしさが伝わってくるようです。
治安が悪いと警戒してばかりでは、もったいない。少しだけ、心を開けばステキな出会いが待っているかもしれません。
01.
リキシャの運転手がいろんなオススメスポットを一日かけて回ってくれたので、とても仲良くなれた。
最後にはなんと自分の実家に案内してくれて料理を振る舞ってくれたり、子どもたちと交流できた。
変なとこ連れてかれると疑ってしまった自分が情けなく、反対に、会って一日の僕たちを家に案内するほど信頼してくれた運転手に、感謝の気持ちでいっぱいだった。
(インド)
02.
列車の中。
外の風景を見てたら線路を整備している人たちがいて、笑顔で手を降ってくれた。
一瞬の出来事だったけれど、こんな素敵な人たちが整備している線路の上を走っていると思ったら、無性に感動してしまった。
(中国)
03.
物静かなホームステイ先のお父さんが
「おまえも息子だから、いつでもこのうちに帰って来なさい」
と、ウルウルしながら言ってくれた。
つられて泣いた。
(パラグアイ)
04.
街で迷ったときに「近くまで行くから」とおばさんに誘われ、一緒にタクシーに乗り、目的地に送ってくれた。
お金を出そうとしたら、「いらない」と言う。
連絡先を交換したのでお礼のメールをしようとしたが、メールアドレスが間違っているのか送れない。
とりあえず声を大にして言いたい。ありがとーーー。
(フィリピン)
05.
地元の人が行くような食堂に入ったら、店長のおっちゃんがいい人で、頼んでないのに食後にリンゴ剥いて出してくれた。
あと、コーヒーも出してくれた。
適当に頼んだ韓国料理がどれもめちゃくちゃ辛かったので、本当に嬉しかった。
(韓国)
リンク:https://tabi-labo.com/275998/the-world-saw-in-the-journey-03