「人魚姫」は最後どうなるか知っていますか?
意外と知らない昔話や童話のオチ
あなたが思い出したストーリー、本当に正確でしたか?
懐かしのテレビ番組『トリビアの泉』の調査によると、『金太郎』のストーリーを正確に話すことができた日本人はたったの1%だとか(ちなみに、『桃太郎』は91%、『浦島太郎』は73%の人がストーリーを正確に話せたそうです)。
そこで今回は、タイトルは知っているけど、意外とストーリーが思い出せないような昔話や童話のオチをまるっと紹介します。
当然ですが、ネタバレがたっぷりと含まれています! 覚えているかどうか試したい方は、ゆっくりとスクロールしてくださいね。
『ウサギとカメ』:レースに勝ったのはどっち?
まずは簡単な『ウサギとカメ』から。「ウサギとカメがレースをする」というシンプルなストーリーの童話ですが、最終的にはどうなったでしょうか。
足の速いウサギは中盤までリードしますが、途中で見つけた大きな木の陰で居眠りしてしまいます。その隙に足の遅いカメがウサギを抜いてゴールします。
この童話、日本では明治時代に国語の教科書に『油断大敵』というタイトルで掲載されました。才能があっても、物事をいい加減にやってはいけない、という教訓ですね。
『人魚姫』:最後に人魚姫が姿を変えるものは何?
人間の王子に恋をした人魚姫。魔女に頼み込み、美しい声と引き換えに人間に姿を変えてもらいます。同時に魔女からは「王子がほかの女性と結婚すると、人魚姫には戻れずに海の泡になってしまう」といわれます。
人間になった人魚姫は王子と出会いますが、声を出すことはできません。結局、王子はほかの女性と結婚することになりました。
結婚式が近付いた夜、姉たちは人魚姫にナイフを渡し「王子を殺せば、海の泡にならなくて済む」と言います。しかし人魚姫はそれを拒み、海へ飛び込んで泡になってしまいました。
ちなみに、ディズニーのアニメ映画『リトル・マーメイド』では、人魚姫のアリエルは最後に人間になり、王子のエリックと結ばれます。こちらのストーリーが有名なので、原作の悲しすぎる結末を知らない人は意外に多いですね。
読み返すと意外な発見があるかも
タイトルだけ知っていても、あまり読んだことがなかったり、改変された別の物語が有名になっていたりして、原作のストーリーを知らないことは多いと思います。せっかくの夏休み、世界中の童話を読んで、冒険してみるのはどうでしょうか。お気に入りの物語を探してみてくださいね。
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