「ポリポリ」にイラッとくる人も 映画館のポップコーンに賛否両論
映画館で食べる定番のお菓子といえば「ポップコーン」。しかし食べると音がするために、批判的な意見も多い。
しらべぇ編集部は、映画館に行ったことのある全国の男女1,243名に「映画館でポップコーンを食べている人」についての調査を実施。
24.6%の人が上映中にポップコーン食べている人に対し不快感を抱いていることが判明した。
■映画館はポップコーンを食べに行くところ?若い世代のほうが、ポップコーンへの理解がある模様。
年代が上がるほど、ポップコーンへの嫌悪感が増すようである。60代以上の3人に人が不快だと感じているようだ。
若い世代では、映画館といえばシネマコンプレックスをイメージする人が多いだろう。シネコンではフード類も充実しており、ポップコーンも数種類の味を用意しているところも。
そういった環境が意識の差を生むのかもしれない。
「むしろ、ポップコーンを食べに行くところ」(30代男性)
こんな冗談も出るほどである。
■売っているから仕方ないけど...うるさいシネコンが増える前からも、映画館で売られていたポップコーン。もともとは、アメリカの映画館から発祥したもの。安価で利益率が高いポップコーンは、映画館側にもメリットが多いのだ。
仕方がないといえる問題。しかし、高いお金を払って映画を観に行っているのも事実。
また、DVDやネット配信などがなく、映像作品に触れる機会が限られた時代を生きた60代。映画館で映画を観る行為は、今よりも特別であったことは想像に容易い。
「売っているから仕方ないけど、やっぱりバリバリ食べている人がいると『うるさい』と思ってしまう」(60代女性)
■うるさくないよう口の中で溶かして味わう食べる側のマナーとして気を遣っている人もいる。
「上映中は、食べないようにしている。必ず残るので、持って買えることになるけど」(40代男性)
さらには、こんな方法で食べる人も。
「バリバリと音を立てるとマナー違反かなと思って、口の中に含んで溶かすように食べています」(30代男性)
そこまでして食べたいものなのかとも思うが、それほどまでに映画館にはポップコーンが欲しくなる魔法があるのだろう。
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