東大合格勉強法に詳しい、東大卒の作家・心理カウンセラーに教わる!
「東大に合格する子ども」をつくり出す、頭がよくなる「おもちゃ」とは?
これから親になる方や、すでに幼児のお子さんを持つ方の中には、子どもに将来、東京大学に入ってほしいと思っている方は多いのではないでしょうか。そのためには、子どもをどんな風に育てるのがいいのか、興味深いですよね。そこで今回は、子どもに早期から与えたいおもちゃや、おもちゃ選びのポイントを、東大卒の作家・心理カウンセラーで、東大合格勉強法についての本の執筆や講演活動などを行う杉山奈津子さんに教わります。
将来、子どもを東大に入れたいママにとって、まだ幼いうちからの教育法には興味津々ではないでしょうか。
そこで今回は、効率的な独自の勉強法を確立し、東京大学・薬学部に合格したという作家・心理カウンセラーの杉山奈津子さんに、子どもに早期から与えたいおもちゃや、おもちゃ選びのポイントを教わります。
東大に入れたい子どもへのおすすめは「そろばん」
我が子を東大へ入れるためには、幼少時代にどんなおもちゃで遊ばせるのがいいのでしょうか。杉山さんは次のように話します。
「私は、数学や化学の試験で計算ミスや、計算の遅さで苦労したので、子どもにはぜひそろばんを習ってほしいと思っています。夫(東京大学・医学部卒)は幼いころからそろばんを習っていたおかげで計算も速く、2桁の掛け算が頭の中ででき、試験で有利だったと話しています。
指を動かすことは脳にいいと言われています。そのため、今、3歳の我が子には小さな玉をひとつずつ動かして数を数える、そろばんに似たおもちゃで遊ばせています。そろばんを初めから与えるのは難しいので、おもちゃから導入して、楽しく、徐々に本格的に習わせていければと思います」
漫画やゲームは子どもに悪影響?
ところで漫画やゲームといえば、勉学に悪影響だから与えないという考え方があります。杉山さんはどのような考え方を持っているのでしょうか。
「私は賛成派です。理由としては、まず漫画やゲームがダメであるというちゃんとした科学的根拠がないこと。東大に入ると、漫画好きもゲーマーも多いです。現に、私も夫も漫画好きのゲーム好きです。
大事なのはメリハリだと思います。学校で嫌いな勉強をしているなら、家では楽しいことをしてもいいと思います。受験期になったら、ちゃんと勉強するようになればいいんです。受験期でもないのに、ゲームをやめて勉強しなさいと言っていると、ただの勉強嫌いになり、受験時も苦しくなってしまいます」
幼少期から将来の東大入学を考えている場合には、親が柔軟な考え方を持ち、知恵を絞って子どもが触れるおもちゃを選んであげる必要がありそうです。
リンク:https://precious.jp/articles/-/3594
[単語]
1. 興味津々(きょうみしんしん):非常に興味が感じられるさま。