流行した電化製品/年代流行
1950年代 流行した電化製品
テレビ TV3-14T型(シャープ)
1953年(昭和28年)1月、わが国初のシャープテレビ 〈TV3‐14T〉がさっそうとデビューした。価格は175,000円。
そして2月、NHKが1日4時間のテレビ放送を開始しました。 なお、最初の視聴者は全国で866人、受信料は月200円でした。
1960年代 流行した電化製品
二槽式脱水乾燥洗濯機 SW-400(三洋電機)
1台の洗濯機に遠心脱水装置、熱風乾燥装置を組みこんだ一体型。
日本で初めて誕生、物干のいらない洗濯機として話題を呼んだ。
1959年に故高松宮殿下が三洋電機滋賀工場を見学された時、「アパートの窓は洗濯物で満艦飾だ。東京オリンピックまでに何とか乾燥機付の洗濯機ができないものか」と要望された。当時すでに研究はされたいたが、これが実現へのきっかけとなった。
1970年代 流行した電化製品
象印電子ジャーRH型(象印マホービン)
「象印電子ジャー」は、1970年5月各紙記者団に発表され全国各地で発表会が行われ大きな反響を呼んだ。
価格は1万円、ガラスのジャーが5000~6000円であったから割高の感も持たれたが、秋頃になると需要はまさに“爆発的”なものになった。
宣伝には、従来どこのコマーシャルにも出演せず、最後の大物女優といわれていた栗原小巻さんを起用することに成功し、これがまた話題となった。
1980年代 流行した電化製品
ウォシュレット(東陶機器)
1980年、東陶機器はウォシュレットを発売。
「お尻だって洗ってほしい」というテレビCMは評判を呼び、商品自体もその後のバブル景気の後押しもあって、大ヒットとなった。
1990年代 流行した電化製品
デジタルカメラQV-10(カシオ計算機)
QV-10はカシオ計算機が1994年11月14日に発表した民生向けデジタルカメラである。1995年3月10日より発売を開始した。
25万画素、画像サイズは320×240ドット、2MBのフラッシュメモリを内蔵し、96枚まで保存可能。
ポータブルMDプレーヤーMZ-E50(ソニー)
1996年発売当時、世界最小・最軽量で、ソニーのポータブルテクノロジーの粋を集めた再生専用「MDウォークマン」。
家の中で音楽を楽しみ、それを車やアウトドアへ手軽に持ち出せるMDは「いつでも何処でも音楽をスタイリッシュに楽しむ」と言うコンセプトのもとで市場は拡大していった。
2000年代 流行した電化製品
iPod(アップル)
iPodは携帯型デジタル音楽プレイヤーで数百から数万曲の音楽を保存することができる。 最初のiPodはMacintosh専用のデジタルオーディオプレーヤーとして2001年10月23日に発表され、2002年発売の第2世代でWindowsにも対応した。
iPodはiTunesとの同期機能を備えることにより、自宅での環境をそのまま外へ持ち出すというコンセプトをがうけ大ヒットとなった。
2010年代 流行した電化製品
iPad(アップル)
アップルによって2010年に
販売されているタブレット型コンピューター。同社が発売するポータブルメディアプレーヤーであるiPod touchやスマートフォンであるiPhoneを踏襲しており、マルチタッチによる操作方法やユーザーインターフェースのデザインなど多くの機能が共通化されている。さらには電子書籍の購読ができるなど、新たな機能が搭載された。
リンク:https://nendai-ryuukou.com/2010/electronics.html
[単語]
1. 満艦飾(まんかんしょく):転じて、洗濯物などを軒端いっぱいに干すことをいう。
2. 搭載(とうさい):積み込むこと。