子どもを潰す親の言葉! 絶対言わないように注意しよう!
「すごいね」「えらいね」の多用は、子どものプライドを肥大させる
「ほめて伸ばす」と言われますが、過ぎたるは及ばざるがごとし、です。ほめられることが当たり前になり、ほめられないことで不満を感じたり、叱責や批判を深刻に受け止めてしまう可能性もあります。
「○○ちゃんはできるのに、あなたは」人と比べてコントロールするのはNG
例えば兄弟を比べることで、お互いが意識的または無意識的に「敵意」を持つようになります。それが妹や弟であれば陰でいじめたりすることもありますし、姉や兄などの自分より強い相手であれば、困らせるようなことをしたり、行動には移さなくても不幸を願ったりすることがあります。
「ダメ!」「禁止」の連発は、かえって正しいことを見えなくさせる
気付いたら、家の中に禁止事項がズラリ。でも、「ダメ!」と叱るだけでは、その場の望ましい行動が子どもに伝わらず、親も余計にイライラ。結果感情的になって「ダメな子」というレッテルを貼りたい衝動に駆られるという、悪循環につながります。
「コレをしたら、アレをやりなさい」やることリストはやる気を奪うだけ
なかなかやる気を示さない子どもに「やることリスト」を作ると、たいてい失敗します。それは子供のやる気のメカニズムを無視しているからです。
「無理だからやめておきなさい」と安易に結論を出す
親は、当然子どもより人生経験が豊富。だからこそ、未来を読む「占い師」になって「あれは無理だから、こっちにしなさい」と決めつけの言葉を出してしまうこともあるでしょう。しかし、それは子どもの夢を潰す「ドリームキラー」の言葉ともなるのです。
「そんなことで泣くんじゃない!」生きていく上で大切な共感力に影響も
生きていく上で欠かせないのが、コミュニケーションの要である「共感力」。「友達となかよくしなさい」と100回言うよりも、子どもに寄り添い、共感し、安心させるといった働きかけで、子どもの共感力を高めていくことができるとされています。
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[単語]
1. 悪循環(あくじゅんかん):ある事柄が他の悪い状態を引き起こし、それがまた前の事柄に悪影響を及ぼす関係が繰り返されて、事態がますます悪くなること。
2. 潰す(つぶす): 力を加えてもとの形を崩す。
3. 寄り添う(よりそう):もたれかかるように、そばへ寄るのこと