제목   |  [5/7] (エピソード)タバコポイ捨てじいさんに悩む主婦、ある日“特大の悲劇”が彼を襲った 작성일   |  2021-04-27 조회수   |  2124

 

タバコポイ捨てじいさんに悩む主婦、

ある日“特大の悲劇”が彼を襲った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

常連の感じ悪いおじいさん

「あの、常連さんで、近所に住んでるという、70代くらいのおじいさんがいたんですよ。この人、毎日来店してたんですけど、結構わがままで気難しい人で(苦笑)。例えば商品の並べを終えてないのに、配送箱から商品を抜いたりとか…また、お会計を終えて袋に商品を入れる際に、商品の入れ方にすごくこだわったりとか。  あと、この方、タバコもよく購入されたんですが、私がまだ仕事がなれてない頃に、この方にタバコの販売をしたことがあるんですが、タバコの銘柄なんたくさんあるから、ショーケースの前で右往左往してたら、『早くしろよ、おせえよ』って舌打ちされたり…。まあ、私もそういうことに関しては言われても仕方ないんですが…。」

 

タバコのポイ捨てを注意して逆ギレ

「でも、この方に注意しなきゃないことがあったんです」  小春さんが身を乗り出します。

 

「実はこの方、いつもくわえタバコでやってきて、店の前の駐車場でいつもタバコをポイ捨てして、足の裏でタバコの火を揉み消して入店するんですよ…。で、ある時、いつものようにタバコを捨てて入店してきたんです。でも、その時は火が消し切れてなくて、煙がうっすらと上がっていました。  私は“注意するチャンス!”と思って、その方に『歩きタバコは危険ですよ。喫煙するなら喫煙コーナーが駅前にありますよ』と言ったんです。そしたら『今日はたまたまタバコ吸いたくなったんだよ! ろくにタバコの種類も覚えてねえくせに、あんたこそちゃんと仕事しろよ!』って怒鳴られて…。もう私、怒り心頭で『クソジジイ! バチ当たれ!』って思っちゃいました」

 

おじいさんの家が火事になる

 そんなことがあって、数日後の出勤日。

「私、通勤は自転車なんですが、来る途中、火事で全焼した家があったんですよ。『怖っ! 私も気をつけなくちゃ』とか思いながらペダルこいで、コンビニについて。そうしたら、同僚の大学生の男の子が、『東山さん、途中の火事あった家、見たっすか?』って。  うん、見たよって答えたら『店長が言ってたんすけど、あれ、いつもくる、タバコポイ捨てじいさんの家、らしいっすよ…』って。もう私、すごく驚きましよ。でも幸いなことにおじいさんはすぐ逃げたので無事だって。…ただ、火事の原因は寝タバコだったそうです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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[単語]

1. 銘柄(めいがら):商品名のこと。

2. 右往左往(うおうさおう):混乱しうろたえて、右に行ったり左に行ったりすること。

3. 舌打ち(したうち):舌と口腔を使って音を出す、人間の行為のひとつである。

 

 

 

 

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