1200人に聞いた「2021年にかける思いを表す漢字」ランキング、
3位希、2位楽、1位は?
昨年末に日本漢字能力検定協会が発表した「今年の漢字」では、「密」が1位だった。このほか、2位に「禍」、3位に「病」がランクインするなど、新型コロナウイルス一色となった世相を反映する結果となった。
では、新たに幕を開けた2021年は、どんな漢字一字の年であって欲しいだろうか?
時間デザイン研究所ではこのほど、そんな「2021年にかける思いを表す漢字」を12月7日~1月5日、14歳以上を対象にインターネット上で募集。応募数1,265件の中から、投票数の多かった漢字をランキングとしてまとめた。
「2021年の思いを表す漢字」は「明」。コロナ禍を克服、“新しい日常”への希望
■2021年漢字ランキング
1位:明……(5.1%)
2位:楽……(3.5%)
3位:希……(3.4%)
4位:新……(3.1%)
5位:笑……(2.8%)
6位:進……(2.8%)
7位:光……(2.1%)
8位:輪……(2.0%)
9位:幸……(1.7%)
10位:晴……(1.6%)
「2021年への目標や思いを表す漢字1字」は、1位が「明」(応募総数における割合5.1%)、2位が「楽」(3.5%)、3位が「希」(3.4%)、以下「新」「笑」「進」という結果になった。
「明」は、2位「楽」に1.6ポイント差、2位~6位「楽・希・新・笑・進」は1ポイント以内の僅差となった。
「明」を選んだ回答者からは、「色んなものから解放されて明るい未来が待っていて欲しい」「元の生活に少しでも近づけるように明るい一年になるように」「新型コロナウイルスのワクチンが効果を上げ地球人全てが明るくなる年になってほしい年です」などのコメントが寄せられた。
「明」のほか、上位はポジティブな印象の漢字が大半を占め、新型コロナウイルス感染拡大を克服し、新しい日常を創っていこうという気持ちがにじむ文字が多くみられた。
出典元:株式会社日本能率協会マネジメントセンター
リンク:https://dime.jp/genre/1071352/
[単語]
1. 僅差(きんさ): わずかの差のこと。
2. 大半(たいはん) : 全体の半数を超えていること。