消火器に使用期限があるって本当?
毎年、防災グッズの点検はしていたのですが、ふと消火器の点検を一度もしたことがないことに気が付きました。消火器って使用期限があるのかしら? うちのは大丈夫かしら? 不安になったので、消火器について調べてみることにしました!
►消火器の寿命・点検・処分について
消火器の寿命は、業務用がおおむね10年、住宅用がおおむね5年です。ラベルに「設計標準使用期限〇〇年まで」と表示されている場合もあるので、使用期限を過ぎていないかチェックしてみましょう。
設計標準使用期限内でも、湿気の多い場所や設置場所や状況によっては老朽化する場合があります。老朽化した消火器は破裂する可能性があるので、定期的に点検をしましょう。
使用期限の他にも点検したいポイントがあります。外側から見て、本体にサビや傷、変形がないかということ。蓄圧式消火器であれば「圧力ゲージ」と呼ばれている目盛りをチェック。指針が緑色のゾーンにあれば使用可能です。
もし消火器の使用期限が過ぎていたり、サビや傷、変形があったらそのまま放置してはいけません。処分するには一般ごみでは捨てられないので、必ず専門業者や販売代理店に相談しましょう。
消火器について調べてみたら知らないことばかりでした。これからは消火器も定期的に点検して、いざというときに備えたいと思います。
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[単語]
1. おおむね : だいたいの趣旨。
2. 老朽化 (ろうきゅうか) : 古くなり、役に立たなくなること。
3. サビ : 金属が腐食したときに生成されるもの。