제목   |  飾りっ放しは婚期が遅れる 「五月人形」にも当てはまる? 端午の節句の祝い方は? 작성일   |  2020-05-07 조회수   |  2305

 

 

 

 

 

 

 

 

飾りっ放しは婚期が遅れる 「五月人形」にも当てはまる? 端午の節句の祝い方は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月5日は「端午の節句」です。この日が近づくと、男の子がいる家庭では「五月人形」を飾ることも多いと思いますが、中には、五月人形を1年中飾ったままという家庭もあるそうです。

 

 女の子のお祭りの「ひな人形」は、桃の節句が終わって早めに片付けないと「女の子の婚期が遅れる」という言い伝えがありますが、五月人形は出しっ放しでも「男の子の婚期が遅れる」ことはないのでしょうか。

 

よろいやかぶとから、人形型に変化


Q.端午の節句に五月人形を飾ることには、どのような意味や由来がありますか。

齊木さん「日本の端午の節句は、奈良時代から続く古い行事です。1年間に5つある節句(五節句)の中の一つで、5月最初の午(うま)の日を指しました。当時の日本では、季節の変わり目である端午の日に、病気や災厄を避けるための行事が行われていました。

 

当初は貴族の間の風習でしたが、武士が台頭する鎌倉時代以降になると、端午の節句に、よろいやかぶとを家の中に飾る習慣が生まれました。武士にとってよろいやかぶとは、身を守る大事な装備であることから、『わが子を守ってくれるように』という願いを込めて飾るようになったようです。

 

こうした習慣を庶民もまね、大きなよろいやかぶとを飾るようになり、それが徐々に小さく人形型になって、現在のような五月人形になったといわれています。端午の節句の飾りに込められた願いは、男の子が病気や事故などの災厄を逃れ、力強く成長してくれること。よろいやかぶとは、身を守るためのお守りとして飾られたのです」

 

Q.ひな人形は桃の節句が終わり、片付けないでいると「婚期が遅れる」といわれています。五月人形にも、端午の節句が終わり、片付けないでいると「婚期が遅れる」など、ネガティブな言い伝えはあるのでしょうか。

 

齊木さん「五月人形には、端午の節句が終わり、片付けないでいると『婚期が遅れる』というような言い伝えはありません。また、片付けないことによる、その他のネガティブな言い伝えもありません。

 

ただし、飾るタイミングには一つの考えがあります。鎌倉時代になると、端午の節句に欠かせない植物『菖蒲(ショウブ)』が『尚武(しょうぶ・武道や武勇を重んじること)』や『勝負』に通じることから、端午の節句は、武家で特に重んじられてきました。

 

この『勝負』に掛けて『先手必勝』ということで、五月人形を飾り始めるタイミングは、早ければ早いほどよいといわれています。ひな祭りが終わると、すぐに飾り始める地域や家庭もあります」

 

Q.五月人形は1年中、出しっ放しでも大丈夫なのでしょうか。

齊木さん「出しっ放しでも問題ないとされています。地域によっては、1年中出しておくところもあります。インテリアとして楽しめるものも多く、何より病気や事故などの災厄を逃れ、身を守るためのお守りとしての役割があるからです。

 

懸念される点としては、季節の行事として新鮮味が薄れることや、人形が傷みやすいという点です。その場合はケースに入った物を選ぶか、別途ケースを購入して入れるなど、日々大切に手入れしながら飾るとよいでしょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

リンク:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200505-00064705-otonans-life

 

 

 

 

 

 

 

 

[単語]

 

 

 

 


1.端午の節句(たんごのせっく):”端”とは、はじめという意味です。 かつては5月に限らず月の初めの午(うま)の日を”端午”と呼んでいました。 起源は古代中国。 旧暦5月が物忌みの月とされていた中、5が重なる5月5日は”重五”と呼ばれ、邪気を祓う行事が行われていました。
2.桃の節句(もものせっく):本来は「上巳(じょうし、じょうみ)の節句」といい、3月の最初の巳(み)の日を指していましたが、のちに3月3日に定まりました。 江戸時代に”上巳の節句”が五節句のひとつに定められ、5月5日が男の子の節句であるのに対し、3月3日は女の子の節句となったのです。
3.よろい:着用して身体を被護する武具。
4.かぶと:武将が頭部を防護するためにかぶった武具。
5.奈良時代(ならじだい):奈良の平城京に都のあった時代。和銅3年(710)から延暦3年(784)までの74年間。
6.災厄(さいやく):災い。災難。
7.台頭(たいとう):あるものの勢力が伸び、進出すること。
8.鎌倉時代(かまくらじだい):鎌倉幕府が置かれていた武家政権時代の称。ふつう、文治元年(1185)源頼朝が守護・地頭を設置したときから、元弘3年(1333)北条高時が滅亡するまでの約150年間。
9.ネガティブ:【negative】否定的なさま。消極的。
10.菖蒲(ショウブ):サトイモ科の多年草。/ 창포) 천남성과에 속하는 다년생 초본식물. 
11.尚武(しょうぶ):武道・軍事などを大切なものと考えること。
12.重んじる(おもんじる):考え方や気持ちやしきたりなどを大切にする。
13先手必勝(せんてひっしょう):戦いの局面で相手よりも先に攻撃を仕掛ければ、必ず勝てるということ。

 

 

 

 

 

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