제목   |  新型肺炎でイタリア医療崩壊「60代以上に人工呼吸器使わず」 작성일   |  2020-03-13 조회수   |  2302

 

 

 

 

 

 

 

 

新型肺炎でイタリア医療崩壊「60代以上に人工呼吸器使わず」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イタリアで、新型コロナウイルスの感染が急激に広がっている。ジュゼッペ・コンテ首相は、3月9日、北部のみに限定してきた移動制限を、10日からイタリア全土に拡大することを発表した。仕事など正当な理由がある場合のみ、移動が許可されるという。

 

イタリアの感染者数は9000人を超え、死者の数は463人と、中国に次ぐ世界第2位となっている。コンテ首相は「イタリアの将来は私たちの手にある。私たちは今まで以上に責任を持たねばならない」と宣言した。

 

 9日、イタリアの保守系メディア『イル・ジョナーレ』に、「すべての患者に挿管はできない。60代以上は無理だ」というタイトルで、ミラノの医師のインタビューが掲載された。

 

 医師は、現在患者におこなっている処置について、「エイズ用のウイルス薬などを投与していますが、うまく効くかはわかりません。できることは人工呼吸器の挿管です。患者の肺を休ませ、免疫が復活するのを待つだけです」と話す。

 

 だが、急激な感染拡大により、人工呼吸器が足りなくなっているという。

 

「これから挿管する人を選択する必要があります。若い人や、他に症状のない人を選びます。ニグアルダ(ミラノの地区)の他の大病院ではもはや挿管もしません」

 

 患者が多すぎて、すでに60代以上の患者には人工呼吸器さえ使えなくなっているというのだ。WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は、9日の会見で「パンデミックの脅威が現実味を帯びてきた」と発言している。感染拡大が止まらなければ、日本でも「命の選別」が現実味を帯びてくる。

 


3月11日、イタリアのメディア『コリエレ・デル・セラ』が、上記記事はフェイクニュースであると、病院側が反論したと伝えている。

 

 ミラノ・ニグアルダ病院の集中治療室を指揮するロベルト・フマガッリ氏が、「コロナウイルス患者を治療している一部病院の状況に関し、間違った話がSNSなどで広まっている。患者を死なせることはない。高齢患者にも人工呼吸器を挿管している。年齢に応じてケア対象を選択することもない」と主張したという。

 同氏は、虚偽の録音音声が流出したとして、裁判に訴えるとしている。


 どちらが正しい記事なのかはわからないが、イタリアの医療現場で混乱が起きていることは間違いない。3月12日の時点で、感染者数は1万2462人、死者数は827人となった。わずか2日で感染者が1000人以上増えている。


 
 12日付のBBCによれば、イタリア国内で900人近くの感染者が集中治療室に入っており、WHOの担当者は、「間違いなく、他の国もイタリアやイランのようになる」としている。

 

 日本国内の感染者数は、クルーズ船などを除いて676人になった。今後も警戒を緩めるわけにはいかない。

 

 

 

 


リンク:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200311-00010003-flash-peo

 

 

 

 

 

 

[単語]

 

 

1.崩壊(ほうかい):くずれてしまうこと。こわれてしまうこと。
2.挿管(そうかん):口または鼻から喉頭を経由して「気管内チューブ」を挿入する気道確保方法。
3.投与(とうよ):1 投げ与えること。2 患者に薬を与えること。
4.現実味を帯びてくる(げんじつみをおびてくる):構想や予想が現実のものとなる可能性が高まること。実現しそうな感じがしてくること。
5.緩める(ゆるめる):ゆるむようにする。ゆるくする。 厳しさを次第になくする。ゆるやかにする。

 

 

 

 

인쇄하기